生きにくいったらありゃしない

広汎性発達障害とわかってから、あの時の行動はそうだったのか! この考え方は障害だったのか! などといったもっと早く気づいていればなって思ったことを面白おかしく書いていければなって思います。

今までの経緯と今の仕事

 今日は私の今の仕事にどうやって就いてどんな仕事をしているのかについて話します。今までの記事でも少し話ましたが、医療系の専門学校に通ってるときにパニックを起こして精神科に通い、その流れでデイケアに通うようになりました。
 様々な経緯があるのですが、学校は卒業だけして違う道を探し始め、アルバイトなどを通して仕事でうまくいかないことに気が付いていき、そういえば診断名聞いてないことをデイケアのスタッフさんに指摘されて発達障害に気づきました。精神科に通ってから6,7年後にわかるという遠回りをしてしまいました。


 発達障害だったとわかって障害者求人を探そうと思ったときにデイケアで就労移行支援事業所の説明を受けて、そこに通い始めました。
 そこで発達障害について調べ、パソコンの訓練や軽作業の訓練を重ね何が得意かを見つけて、体力という長所と単純作業が得意という長所を活かせる工場系などを探しました。

 その中で見つけたのが洗車の仕事で、具体的には中古車を綺麗にしてオークションにだす仕事です。

 ネットの画像で申し訳ないですが、このようなアウディの高級車を扱っております。毎日いろいろな車を洗車するので個人的には楽しい仕事です。


 こんな内容で参考になるかはわかりませんが、私の障害者求人に勤めるまでの流れです。障害者求人への勤め方は色々ありますが、就労移行を利用すると何もなく目指すよりは就職しやすいと私は思います。次回は就労移行支援事業所について説明しようかと思います、仕事の話をもっとしたかったのですが今日はこのへんで失礼します、それでは!



飽きない

 昔から苦手なものはほとんど面倒くさがってやらないことが多かったです。その中でも今もできないのが服を畳むことですね、練習はしているのですが綺麗に畳むことができないのです。


 『一定の作業を正確に、緻密にこなせる』という広汎性発達障害の長所ともいえる能力が欠けているのかと思ったりもしました。しかし、私は飽きないという特性を持っていることに気づきました。


 例えば就労移行支援事業所に通っていた時に、ボールペンの組み立てという訓練をしていました。同じ作業を永遠と繰り返していく単調な作業でしたが、私はこれが得意でほかの人よりも厳しい条件で淡々とやっていたものです。


 いつもより言いたいことが不安定になりましたが、発達障害の特性がすべて当てはまるなんてそうそうないと私は思っています。
 面倒くさいと思うのは『興味の偏りが強い』特性かとか考えるときりがありません。ではなぜ私は特性にこんなにこだわっているかというと単純に診断を受けたからです。
 原因を何かのせいにできるのは長年生きにくかった私には、とてもありがたいことでした。このブログで一人でも共感または気づけた人がいると嬉しい限りでございます。
 それでは今日はこのへんで!

独特な感じ方をするとは?

 広汎性発達障害の特性に独特な感じ方をするというものがあります。しかし、当事者としては何が独特に感じているのかはわからないわけです。
 
 例えば映画を友達と観るとします。映画館で観終わった後、ここがよかった、あそこがよかったという話になりますが面白いと感じるところは一緒なのです。独特な感想をもっているわけでもなく普通に面白かったねで解散します。
 ですが、ここからが私の独特なところなのか本当に好きになると、その映画のDVDを買っててセリフを覚えるまで観るのが好きなのです。そして、その映画の話になると知っている知識を周りがついていけないくらい話します。


 これは私の場合です、そういう映画の見方が悪いと言ってるわけでもないし、そういう人が発達障害だとも言うつもりはありません。
 ただ私はこれをして友達がひくのをよく覚えています。だからこそ、今の私はあの時の『私』を独特と感じいるというわけです。


 このように周りからあれ? って思われる行動は語りつくせないほどありますが、当時はそれをおかしいとは思わなかったし、周りも変わったやつだなで終わってしまいます。  
 独特な感じ方を見つける方法は難しく、周りと距離があった行動を思い返すというちょっと苦痛な思い出探しが必要です。


 まあここまで書いていきましたが、独特な感じ方も『自分にバレなければ』個性です。自分が周りと違うんじゃないかと思ったときに、この記事を思い返してみてください。大変な作業ですが、『生きにくい』を少しでも解消できると思います。
 それでは今日はこのへんで、また明日!