生きにくいったらありゃしない

広汎性発達障害とわかってから、あの時の行動はそうだったのか! この考え方は障害だったのか! などといったもっと早く気づいていればなって思ったことを面白おかしく書いていければなって思います。

独特な感じ方をするとは?

 広汎性発達障害の特性に独特な感じ方をするというものがあります。しかし、当事者としては何が独特に感じているのかはわからないわけです。
 
 例えば映画を友達と観るとします。映画館で観終わった後、ここがよかった、あそこがよかったという話になりますが面白いと感じるところは一緒なのです。独特な感想をもっているわけでもなく普通に面白かったねで解散します。
 ですが、ここからが私の独特なところなのか本当に好きになると、その映画のDVDを買っててセリフを覚えるまで観るのが好きなのです。そして、その映画の話になると知っている知識を周りがついていけないくらい話します。


 これは私の場合です、そういう映画の見方が悪いと言ってるわけでもないし、そういう人が発達障害だとも言うつもりはありません。
 ただ私はこれをして友達がひくのをよく覚えています。だからこそ、今の私はあの時の『私』を独特と感じいるというわけです。


 このように周りからあれ? って思われる行動は語りつくせないほどありますが、当時はそれをおかしいとは思わなかったし、周りも変わったやつだなで終わってしまいます。  
 独特な感じ方を見つける方法は難しく、周りと距離があった行動を思い返すというちょっと苦痛な思い出探しが必要です。


 まあここまで書いていきましたが、独特な感じ方も『自分にバレなければ』個性です。自分が周りと違うんじゃないかと思ったときに、この記事を思い返してみてください。大変な作業ですが、『生きにくい』を少しでも解消できると思います。
 それでは今日はこのへんで、また明日!