生きにくいったらありゃしない

広汎性発達障害とわかってから、あの時の行動はそうだったのか! この考え方は障害だったのか! などといったもっと早く気づいていればなって思ったことを面白おかしく書いていければなって思います。

ルールを頑なに守る

 『決まりを守りたがる、融通がきかない』という広汎性発達障害の特性を今日は話し行きます。前回までの記事を読んでいただけるとわかるかもしれませんが私はルールを守るのが大好きです。
 これはこだわりといっても差し支えないくらい私の特徴です。私は男なのですが、学校で社会では自分のことを『私』を使いなさいって言われてから自分のことを『私』といいます。
 デイケアという場所で社会復帰を目指していた時も冷蔵庫の水やポットの水はメンバーさんがやってくださいと言われたので、積極的にやっていたら私がほとんどやっていたみたいなこともありました。
 
 社会に出てから『私』についても状況によって使い分けることを知ったし、デイケアでもなんで他の人はなくなっても追加しないんだ! と怒ったときもあります。
 私はルールを守っているのだから守らない人のほうが間違っている。前の記事でも書きましたが、『私は間違っていない、だってルールを守っているから』となるわけです。


 今となっては、ルールを守っている人が偉いわけではないと思います。振り返るとルールを守るのは楽だっただろう、だって間違ってはいないというバリアをはれるわけです。
 おそらく自信がないのでしょう、だからわかりやすい防御をして他人を批判するわけです。
 
 まあ発達障害の特性といってしまえば楽ですが、突き詰めると思考の癖も見えてきます。癖が見えると直すべきものも見えてきます……確かこのような治療法もデイケアで紹介された気がします。
 それでは今日はこのへんで!