生きにくいったらありゃしない

広汎性発達障害とわかってから、あの時の行動はそうだったのか! この考え方は障害だったのか! などといったもっと早く気づいていればなって思ったことを面白おかしく書いていければなって思います。

臨機応変とは

 昔私は予定通りが好きで、遅刻は連絡なしにはしたことないし、予定通りに動けないとイライラしてバスや電車の遅延が嫌いでした。なので自転車で遠くまで行けるようにしたり、どこか行きたくても一人で出かけるようにしていました。


 こういうところが友達ができなくても寂しいと思わないという特徴につながるのかもしれませんね。相手の遅刻には厳しかったのでw
 そこで本題ですが、臨機応変な対応ができない。これが発達障害の特徴にあります、つまり思った通りにならないと軽いパニックになるわけです。
 とはいっても何を臨機応変な行動というのかがが分からなかったのです。誰だって予定はたてるし、それに遅れていったら焦るはずです。
 実際に起きなきゃわからない問題を予測するのか? 問題が起きた時点で予定を変えるのが普通なのか? 悩んだものです。


 前に話した日記帳に『臨機応変な対応を心がける』と書いても答えはでませんでした。ですが書くって重要ですね、ある日あることに気づきました。
 調べるということです。行く場所にかかる時間、お金、混雑状況など当たり前のことのようですが、私は調べるという発想がなかったことに気づいたのです。
 汗流しながら自転車で行っていた横浜も最寄りの駅を変えることで安く行けるし、自転車の半分以下の時間で行けるということを理解しました。
 あとは遅れている友達を待つ間に、じゃあ何時の電車に乗れるのかを携帯で調べるという当たり前ですが怒っているだけだった時間に有意義な行動ができるようになりました。


 そんなことができないの! って驚かれるかもしれませんが、できなかったのです。私は人によって当たり前にできることが違うということを伝えていきたいです。
 臨機応変な行動とは、妥協することではなく自分にとっていい手段を模索していく過程で得られた知識を次に活かしていくことではないかと思います。
 次に活かすための経験が段々と臨機応変につながると私は信じています。


 長くなりましたね、今日の話は書くのが大変でした。何を言ってるかわからないかもしれませんが、私がブログで伝えたいのはこういうことです。
 人によって当たり前にできることが違う……よければ理解していただきたい言葉です。それでは今回はこのへんで失礼します、それではまた。